夏に向けて遅筋、速筋
■速筋(白筋)
速筋は筋肉が運動する際、酸素の使用量が少ない筋肉です。
無酸素運動である筋トレやジャンプといった瞬発力が必要な運動に向いています。
速筋は運動の際に体内の糖をエネルギーとして使用します。
脂肪をエネルギーとしないため持久力を必要とする運動には不向きなのです。
白筋(速筋線維)を鍛えるには、短時間でよいので、普段の生活では経験しないよう強い刺激の運動をすることが大切です。
白筋(速筋線維)はすぐ疲労してしまうので、1セットの運動は短時間で行うと良いでしょう。
■遅筋(赤筋)
遅筋は筋肉が運動する際、酸素を使用しながら収縮をする筋肉です。
有酸素運動である水泳やジョギングといった持久力が必要な運動に向いています。
遅筋は運動の際体内の糖だけでなく、脂肪を燃焼させエネルギーとして使用します。
有酸素運動は脂肪を燃焼してくれますが、筋肉も減ってしまいます!
その理由は、有酸素運動を続けるとエネルギーが不足し、脂肪だけでなく筋肉が分解されるからです。
その結果、基礎代謝が下がり太りやすくなります。
先ずは筋トレでしっかりと白筋を鍛えた上で、ランニング、水泳などの有酸素運動で赤筋を使い脂肪を燃焼させるのが効率的だと思われます💪
トレーナー 今村